月別: 2017年6月

先進医療特約の活用

先進医療特約の活用

民間の医療保険で「先進医療特約」に加入されている方は、先進医療にかかった技術料の保障を受けることができます。保障内容は、加入している保険会社や契約条件によっても違ってきますので、契約している保険会社に確認しておくとよいでしょう。

契約内容によっては、先進医療の技術料が全額給付されることもありますので、経済的負担を大幅に軽減することができます。

 

〇直接支払サービス

先進医療特約を利用する場合、手術を受ける医療機関に手術費用を先に支払い、手術が終わってから保険会社へ請求するため、手術費用を一時的に負担する必要があります。

しかし、一部の保険会社では、保険会社から医療機関へ直接支払ってくれる「直接支払サービス」というサービスを実施している場合があります。中には、非常に高額な「重粒子線治療」または「陽子線治療」に限定している保険会社もありますので、支払条件については加入している保険会社に確認することをお勧めします。

先進医療特約という言葉は、CMなどでも耳にすることがありますが、実際に使用するとなると解らないことが多いのも事実です。治療を検討する時には、合せて確認しておくとスムーズに治療を受けることができると思います。

先進医療について

先進医療について

多焦点レンズを用いた白内障手術が先進医療に認定されたことで、手術を受ける患者の負担が軽減されました。

しかし、手術の費用自体は自費診療となるため、医療機関によって価格は異なります。

また、健康保険が適用されるのは、手術費用以外の処方薬や検査代、診察代、入院代などの部分になります。なお、先進医療の実施施設として認定を受けていない医療機関で、同じ治療を受けても先進医療とは見なされませんので、後々のトラブルと避けるためにも事前に確認しておくことが大切です。

 

 

多焦点レンズによる白内障手術が先進医療に認定

多焦点レンズによる白内障手術が先進医療に認定

多焦点レンズを用いた白内障手術は自費診療に該当するため、手術費用・検査代・処方薬代・入院代、検診代などの費用は全て自己負担でしたが、2008年に先進医療として厚生労働省より承認され、手術費用以外の部分で健康保険が利用できるようになったことで、経済的な負担が軽減されました。

ただし、先進医療の対象となる多焦点レンズは一部のレンズに限定されており、厚生労働省から認定を受けた「先進医療実施施設」で手術を受けることが条件となります。また、先進医療に承認された白内障手術の正式名称は、「多焦点レンズを用いた水晶体再建術」となります。レンズの特性や手術の詳細については、手術を受ける医療機関に直接ご確認いただくことをお勧めします。

※お住まいの地域で先進医療の実施施設として認定されている医療機関は、厚生労働省のホームページで検索することができます。

白内障手術の費用について

白内障手術の費用について

白内障手術に使用する眼内レンズには、1つの距離にしか焦点が合わない単焦点レンズと遠方と近方の2つの距離に焦点が合う多焦点レンズがあります。それぞれのレンズには特徴があり、どのレンズを選択するかは患者様の希望や、目の状態によって決定することになります。

 

〇単焦点レンズ

単焦点レンズは、健康保険が適用となるため、経済的負担を軽減することができます。

しかし、焦点が1つの距離にしか合わないため、手術後はメガネが必要となります。一般的には遠くにピントを合わせて、手元を見る時は老眼鏡を使用します。なお、乱視が強い方には、乱視用のレンズもありますが、乱視用のレンズは健康保険の適用外となります。

 

<単焦点レンズの手術費用>

3割負担:片眼45,000円程度

1割負担:片眼15,000円程度

 

〇多焦点レンズ

多焦点レンズは、遠方と近方の2つの距離に焦点がレンズで、手術後はメガネに頼る頻度が少なくなるメリットがあります。ただし、健康保険が適用されない自費診療に該当するため、手術の費用は全額自己負担となります。自費診療に該当する治療については、医療機関が自由に価格設定をできるため、医療機関によって料金が異なります。

 

<多焦点レンズの手術費用>

片眼:350,000円~600,000円程度

※価格はレンズの種類によって異なります

※あくまでも一般的な相場となります